15-16 インドネシア オナンガンジャン

スマトラ島トバ湖から南西方向に少し離れたオナンガンジャン(Onan Ganjang)地区、標高1,400mに点在する複数の農家の豆。(北スマトラ州フンムバン・ハスンドゥタン県オナンガンジャン)
品種の名称も一応オナンガジャンですが、近隣で栽培しているものの花粉が飛んできて交雑している可能性があります。また、オナンガジャン自体も「クラシック・スマトラと呼ばれるティピカ系の豆のひとつ」あるいは、「ブルボン系の突然変異」ともいわれ明確ではありません。

従来販売していたLCFマンデリン(リントン・ニフタ村)と比較するとスパイシーな個性は控えめですが、ほのかな甘みとまったりとしたコクが印象的で冷めても旨いコーヒーです。

写真のように30kg詰め麻袋(グレインバッグ入り)で送られてきました。

なお、レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約によれば、

「マンデリン インドネシア スマトラ島でとれるアラビカコーヒー豆をいう」

だそうです。