豆をひたすら焼く

生豆の国際価格は昨年4月と12月に非常に高い山(200セントover)を作った。
その2つの間の谷底は10月頃の145セントくらい。今は少し下落傾向だが180セントくらい。上がり下がりが激しい。
仕入れている豆は国際価格に直接的には連動することなく上がりっぱなしです。
22年に比べて2、3割上昇。やむなく店頭価格を上げました。

コーヒー豆は価格が高いと品質が低下する傾向があって、エチオピアが顕著。
当店が仕入れている豆も豆袋の表示(Grade1)と中身が一致しているとは言い難い。割れたり欠けたりした豆の混入が増えています。

トップオブトップの豆がこの状態では、市場に出回るスペシャルティと称する豆は悲惨な状況だろうと想像します(あくまで想像です)

当店が参加するLCFグループはあくまで最高の豆を追い求めますので、生産者、輸出業者と連携して対策を講じていきます。当店ができることはほとんどないのですが、あるとすれば最高の豆を買い続けるということくらいです。

今年もひたすら焼きます。